特定課題研究
「異文化間教育実践における社会の共創-葛藤を抱えつつ-」
- ■企画趣旨
- 昨年の特定課題研究では越境する若者たちが「日本」という空間や「日本人」という集団をいかに経験し、意味づけているのかに迫り、「日本」を再想像していこうと試みました。そもそも異文化間教育学は既存の社会を問い直し、一人一人が暮らしやすい社会を創造していくために様々なテーマで研究がなされてきました。
- そこで今回の特定改題研究では「ポジショナリティ」をキーワードにして異文化間教育が社会変革に貢献できる方策を提示していきたいと思います。社会を変えようと叫んだとき、どの立場から発せられた声かによってそれが持つ意味は異なってくると思われます。ポジショナリティに自覚的になることで個々人がどのように変われるのか、また社会を変えていけるのかについて構想していきます。
- ■開催日時
- 2021 年6月13日(日)13:00~16:00
- ■話題提供者
- 安場淳(中国帰国者支援・交流センター)
より「公正」な共創をどのように目指せるか
―中国帰国者の家族史が語り継がれない背景を巡って― - 小林聡子(千葉大学)
「タダシイコト」へのアプローチをめぐる葛藤−「教養」を超える教育実践へ−
- 齋藤眞宏(旭川大学)
社会共創のための教師教育実践―セルフスタディから何を得たのか―
- ■指定討論者
- 芝野淳一(中京大学)
- ■参加方法
- Zoom会議システムで開催します。先着300名とさせていただきますので、ご了承ください。
Zoom情報は、他のセッションの情報と併せ、大会参加申し込み者にメールでご連絡します。 - ■企画:研究委員会
- 渋谷真樹(日本赤十字看護大学)
出羽孝行(龍谷大学)
德永智子(筑波大学)
芝野淳一(中京大学)
平井達也(立命館アジア太平洋大学)