地方の産業を支える国際移民―石川県における受入れ経験から考える―
人口減少時代を迎えた日本では外国人材の積極的な受入れが政策課題となり、地方の産業においては技能実習生をはじめとする移民労働者が着実に増加している。地方経済における外国人材の重要性は今後一層高まることが予想されるが、その受入れの実情や課題が社会で共有されているとは言い難い。このシンポジウムでは、人手不足が顕著な製造業、漁業、介護分野で移民労働者を受入れる石川県の団体や、そうした分野で活躍する定住外国人の経験から、地方産業における国際移民受入れの現状の一端を明らかにするとともに、地方の産業を支える人材育成のあり方や、受入れ社会に求められる変化について検討する。
- 非会員の一般・学生の皆様のシンポジウムだけのご参加も歓迎いたします(参加費無料)。当日会場入口で受付をお願いいたします
【日時】
2024年6月23日(日)13:00~16:00
【場所】
金沢大学角間キャンパス 自然科学大講義棟 大講義室AB
【共催】
金沢大学
【プログラム】
総合司会・趣旨説明 岸田 由美(金沢大学)
- 第1部 導入:石川県における移民受入れの概況
- 眞住 優助(金沢大学)
上林 千恵子(法政大学) - 第2部 現場からの報告
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- 製造業界
- 髙田 勝(北陸ロードサービス事業協同組合、石川県外国人技能実習生受入団体協議会)
- 水産業界
- 島本 卓(石川県漁業協同組合)
- 介護業界
- バルベイド ヒクマ(株式会社You-I Japan)
王 逸飛(株式会社イーアイル)
- 第3部 パネルディスカッション
- 登壇者全員
指定討論者 上林 千恵子 - 第4部 全体質疑・討論
- 登壇者・来場者全員